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藤本寿徳

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建築の面白さを伝えたい
昨日のNHKクローズアップ現代の「建築が人をつなぐ
 〜妹島和世・西沢立衛の挑戦〜」の中のインタビューで、西沢さんが、
「建築をつくると、人間のあり方が問題になる。」
と答えていましたが同感です。

4年前のふくやま美術館の展覧会の時に、僕も僕なりに考えていてそのことを
「建築表現とは社会に対する人間の姿だ」と言葉にして説明しました。

最近、新聞で記事にしていただいたり、今日はテレビで僕のことを紹介していただける
ということで取材を受けたりで、建築の面白さを皆にどう伝えればいいのかについて
考える時間がここ最近多かったのですが、
今日の放送を通じて
「室内空間と周辺環境との相互作用が生み出す気持ちの良さ」
が、伝わってくれれば嬉しいなと期待しています。

服を重ね着するように、住まい(自分の居場所)も重ね着に例えられると思います。
一つの家族は
住宅からはじまって、周辺環境、さらに瀬戸内、日本、世界とさらには宇宙へと
自分の居る場所を大きく認識していって、ゆるやかに世界につながっていくものです。

そういう意味で、その出発となる住宅が浴衣のような軽さで、
湯上がりの肌で風を気持ち良く感じる感覚を味わうように
言い換えれば、衣服が身体と自然を繋ぐように
この瀬戸内の気持ちのいい環境と家の中が
ゆるやかに溶け合うような、外と中が相互作用を生み出すような家を作りたいと
思っています。

それは、話を大きくしてお話すると
地域主義とグローバル化のバランスを取ることが大事(グローカル)で
この地域の自然や歴史を好きになって誇りを持ち、同時に世界の動きにも関心を持つ。
実直な生き方や平和な社会のために、一人一人がそれぞれの場所で自立した
世界の美しい構成要素になるのが理想だと思っているからです。
結果として自信をもって世界に発信できる町の姿=美しさになっていくと思っています。

世界や社会が良いとか悪いとかという話になりますが、
実は自分たちが世界であり社会を構成しているということ。
いい社会を作るためには、その場所ごとでまずは自らが魅力的で美しく生きなければならないと思うのです。

そのために、まずは身近な自分の場所の豊かさを大事にして、地域に根ざした豊かさを探したい。
それらを全てひっくるめてシンプルな建築で形にしたい。

今回のイタリアからの出版自体は大したことでは無いのですが、しかしイタリアの人が
住宅の写真を通じて、その周囲に広がる豊かな住環境に思いを馳せてくれるのが一番の喜びです。
昨年、ウルグアイからたくさんの学生達が須波の家を見学に来ました。皆、一様に
瀬戸内の美しい住環境に感激していました。
この風土は私たちの財産だと信じています。

20100526_210

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今日の広島テレビの旬感テレビ派!で取り上げていただける予定です。
夕方6時台に放送される予定です。(1/27、木曜日です)
ぜひ、ご覧ください。


10:56, Thursday, Jan 27, 2011 ¦ 固定リンク

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