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藤本寿徳

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山海塾と建築のコンセプト



自身、山海塾の舞踏から大きな影響を受けてきたと思っています。

2年や4年間を空けて公演を見る訳ですが、同じ演目でも感じ方がちょっと違います。
以前、その話題で盛り上がった時、
「山海塾は自分を見つめる2年毎の定点観測の鏡になっているんだね。」と
天児さんからそう指摘され舞踏との関わり方も色々あっていいんだと教えてもらったことが忘れられません。

話が変わりますが、

山海塾の各演目のテーマや意味というのは、言葉で説明できません。
本人達も、かなりの部分を(多分)言語化してないんだと思います。
天児さんに各演目のタイトルは、どのように付けるのか尋ねても、
その時なんとなく浮かんだ日本的な美しい言葉を選んだだけ、なぜそのタイトルにしたのか説明ができない
というように聞いたことがあります。

僕は「感じる」だけで充分だと思っているのですが、
これは建築でも同じだと思っていて、建築はとかく説明を求められますが、
実際その必要もあるので言葉で説明はしますが、
本当のところは言葉にできない「感じる」ことができるかどうかが一番大事なのだと思います。

自分が名建築と言われる建築を見学に行ったときも、
要は「感動するか、しないか」ただそれだけが、
自分にとってのいい建築の判断基準です。
自分にとっては○かテ翌オかないのです。
そういう「感動する」建築がつくりたいのです。
そうそう○の建築には出会えないし、作れないのですけど。
なので続けるしかないのです。
13:31, Wednesday, Sep 18, 2019 ¦ 固定リンク


開きつつ閉じる
innnoshima

innnoshima



今まで海が見える家を7軒設計させていただいてきましたが、
それぞれの家で、同じ海でも周囲の深夜の雰囲気は違ってきます。

季節のいい時は窓を開け放して就寝することも多いと思いますが、
そのような時、室内といえども空気的には外と一体となり、
どこから室内でどこから室外なのか、その境目は溶けてなくなっていくように思われます。

室内にいても外にいるようで、それでいてちゃんと守られている安心感を感じることができる。
設計用語では「開きつつ閉じる」という言葉を使うのですが、
そういう家の価値を大事に考えています。
全てのプロジェクトの設計の中心テーマです。

敷地周囲にある豊かさを味方につけ、その特徴を活かしきること、
自身の経験的には、どこか子供の頃の懐かしさや安心感を思い出させてくれるような
そういう時間と感覚が一瞬でも家の室内空間にも漂うことを理想としています。

写真と動画は大潮の満潮時の深夜の静けさです。
「因島の家」の前の漁港では
船底掃除のために漁船がドックに揚げられています。
どの家の明かりも落ちている中、波に揺られる船が軋む音とともに
深夜に漁をする一隻の漁船の静かなモーター音が聞こえてきました。

竣工して14年経ちましたが、お施主さんは今でもテラスに出て飲んでるそうです。
実際気持ちいいんだと思います。
目の前から花火も上がるし恵まれた場所です。

港が整備される前のこの場所の大昔の写真を見たことがあります。昔は砂浜が続いていました。
道や港の姿が変わっていっても変わらないものもあるのです。

地方の豊かさといいますが、こういう場所に漂う雰囲気が
豊かさの具体的な一つの現れではないでしょうか。
11:17, Tuesday, Sep 17, 2019 ¦ 固定リンク


中原建設さん


中原建設さんは「安芸津の家」を施工していただいた呉市の工務店です。

広島ホームテレビで流れている中原建設さんのテレビコマーシャルに「安芸津の家」が登場しています。

中原建設さんのホームページはこちらです。
http://www.nakaken.link

現場監督としていい仕事をしてくれた中原さんは魅力的な人で、家業の他にも
放置竹林の問題にも取り組む(株)tegoを立ち上げ、街おこしに精力的に活動しています。
そちらの活動もぜひご覧になってください。
https://www.tego.tips/

(株)tegoとは、竹の魔法で、ミライをつくる。

------ 今の時代は環境に配慮することは当たり前といっても過言じゃない。環境が崩れていっているからこそ、西日本豪雨災害のような災害が頻繁に起こりうる時代になろうとしている。災害が起こったことで防災に関してもより考えさせられるきっかけとなった。僕たちは全国各地に広がる放置竹林の問題と、広島県ならではの牡蠣イカダの竹の問題を通して、農業を始めとした様々な場所に活用し、新しいエコ循環システムをつくることを目指します。
12:07, Sunday, Sep 15, 2019 ¦ 固定リンク


田尻の家- 深夜の風景
tajiri

8月の大潮の満潮時刻、深夜0:30の建築の姿です。
周囲一帯が寝静まった深夜に昼とはまた違った顔を見せる建築
静寂の中に、微かな波の音と虫の声が聞こえます。
満月の月明かりがとても明るい。

設計の途中、深夜にこの近所はどのような雰囲気なのかを確認するため真夜中に敷地に訪れます。
昼とは違った顔を見せる環境の中での建築の姿を考えながら、
昼と夜と両方の建物が建った後の新しい風景を想像しながらエスキースを進めます。
深夜にどのくらいの静寂が訪れる場所なのか、敷地によって大きく異なります。

田尻の家は幹線道路に面した敷地で昼の交通量はある程度多いのですが、深夜は打って変わって
施主の先祖がこの敷地に家を建て住み始めた100年前と多分同じであろう静寂に包まれます。

田尻の家は、道路の拡張工事のため、敷地の特徴が大きく変わる中での設計だったので
誰も見たことがない新しい風景を想像しながらの計画でした。
もともとあった土木構築物のように住宅らしからぬ外観を持たせることで
長い時間そこにあったかのように振るまう建築のあり方を模索しました。

08:03, Saturday, Sep 14, 2019 ¦ 固定リンク


デジタルカメラに移行して10年
sunami

sunami-x_20091023_07

sunami-x_20091023_06

キヤノンから建築写真用のレンズ(TS-E17mm)が発売されたのを機に
竣工写真をデジタルカメラに移行して10年が経ちました。
初めてこのレンズで撮影した写真のRAW現像をやり直してみました。
現像のスキルも上がって、当時納得できなかった現像も満足する仕上がりにできるようになって嬉しい。

須波の家も竣工から10年、本当にいい家だと思う。
現像していると撮影時の気合や集中力がはっきりと思い出せる。
高所作業車をレンタルして撮影した。
高所作業車の操作に不慣れなので理想の立ち位置に移動させるのにとても苦労した。
電線をギリで躱して撮っているので、ドローンがある現在でも同じアングルの写真は撮れない。

フィルム時代には、このような建築写真用のビューカメラを使っていました。

Untitled
12:32, Friday, Sep 13, 2019 ¦ 固定リンク


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