2010年 5月20日
*運転中、遠くに見えるお寺のプロポーションが異様でよく目立つので行ってみる事に。
てっきり、そのプロポーションから推測して、現代に建てられたものかと思っていたが、普通に中世末期のものだった。
遠くからは異様に思えたプロポーションも目の前で見ると普通に見える。
それでも2段の屋根の軒が高くて、不思議な感じがする。
横に回ると、内部の構成がすぐわかる。
3間x3間の内陣と 1間分の外陣の構成だろう。こういう内部に忠実な形式は好きだ。
横から見たら、内部の形式がそのまま表現された非対称のバランスは美しい。
こういう屋根にした時に、設計者として気になるのが、屋根がお堂の背面にまわった時のおさめ方、
屋根が切りっぱなしになってしまうのは、僕だったら工夫したいところだが、難しい。
気持ちは判るけど、軒下、縁の下が物置替わりになっているのは少し残念なところ。
楽音寺で検索していたら、ディープなHPに遭遇しました。
日本すきま漫遊記 http://www.sukima.com/
日本すきま漫遊記(楽音寺)http://www.sukima.com/28_butsuden02_02/11gakuonji.html
この姉妹サイトの珍寺大道場はさらにディープ!
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16:45, Thursday, May 20, 2010 ¦ 固定リンク
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