2008年 6月25日
出雲平野(島根県)を流れる斐伊川に広がる散居村の屋敷森。築地(ついじ)とは斐伊川の洪水時に水の侵入を防ぐために築いた土手。それを固め、かつ日本海からの強い北風を防ぐための屋敷森が築地松です。陰手刈り(のうてごり=剪定)にはお金もかかるため、維持には大変なようです。剪定されたポーラスな林から透ける民家の姿が印象的です。
水田の中にポツポツと100mぐらい一軒一軒が離れて点在する村落を散居村というのですが、出雲平野(島根県)の他に砺波平野(富山県)胆沢平野(岩手県)が三大散居村と言われています、屋敷森の呼ばれ方は砺波平野ではカイニョ、胆沢平野ではエグネと呼ぶれ、主に杉が植えられます。
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21:36, Wednesday, Jun 25, 2008 ¦ 固定リンク
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