2012年 6月18日
平屋なのに、2階建てに見える居蔵造り。
東広島市一帯におおく見られる風景です。
この二重屋根の農家住宅の形式を、「居蔵造り」といいます。
詳しく知ると面白いものです。
(居蔵造りはこちらのサイトが詳しい
http://mc-net.ciao.jp/machikuri/data/igura/index.htm)
東広島市河内町小田集落にある居蔵造りの小早川家住宅を拝見させていただきました。
築80年ほど、昔は茅葺きの平屋だったものを戦後になって瓦葺きにし屋根の形を変えたそうです。
ブームというものがあるのでしょうね。
はなれとの間につくられた反外部空間が気持ちいいです。
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20:44, Monday, Jun 18, 2012 ¦ 固定リンク
補色とは
補色(ほしょく、英: complementary color)とは、色相環 (color circle) で正反対に位置する関係の色の組合せ。例えば、「赤 / 緑」「橙 / 青」「黄 / 紫」など、相補的な色のことでもある。
補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立て合う相乗効果があり、これは「補色調和」といわれる
広島県の東広島市では、赤い石州瓦が多く使われています。
この時期、田んぼから山まで緑一色の大地に、ポツポツと石州瓦を使った家が並ぶ集落の美しさを見ながら考えていたのですが…
緑と赤が補色の関係にあるから、この風景は綺麗に見える。
という大発見をしました。
写真は、東広島市河内町小田集落
小田集落のかたち
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20:14, Monday, Jun 18, 2012 ¦ 固定リンク
寄り道をしていたら、深山変電所本館という石造の変電所に遭遇。
町中にあるのと、山の中にあるのとでは印象が違うと思う。
周囲に建物がなく、鋭い岩山の中にあるからこそ、この近代建築遺産の堅固な存在感が引き立っている。
こういう建築のあり方が好きだ。
国の登録有形文化財
大正7(1918)年に旧広島電燈株式会社の椋梨川発電所として造られた建物です。現在は中国電力の変電所
日本で最初の水力発電所が 1888年(明治21年)東北電力の三居沢発電所
といわれているので、それらから30年後にできたことになる
こちらは別の場所にある現在の 中国電力 椋梨川発電所
ドーム屋根が気になる…
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20:05, Monday, Jun 18, 2012 ¦ 固定リンク
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