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藤本寿徳

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2011年 1月20日

AESTHETICS FOR LIVING
イタリアから作品集が発売されました。
出版社のウェブサイトのアドレスです。中がチラ見できます。
http://www.librianet.it/libro.php?id=1266

「AESTHETICS FOR LIVING」というタイトルなのですが、
LIVINGには生きることと住宅という意味がかけられていて、LIVINGという意味に
単に建築としての住宅を超えた巾広い読み取りが出来るので、いいタイトルだと思っています。

出版社のウェブサイトにある、本の紹介文を訳しました。

Il volume illustra con disegni e foto dodici case unifamiliari dell'architetto giapponese Kazunori Fujimoto. Le case , realizzate in contesti urbani e paesaggistici molto diversi tra loro, esaltano la sensibilita dell'autore a cogliere i caratteri dei luoghi e a farli interagire con lo spazio interno. L'uso di pochi materiali e la composizione monocroma purificano lo spazio ed esprimono l’ideale wabi che traduce l’aspirazione etica ed estetica della cultura giapponese alla sobrieta e alla poverta, ovvero all'autenticita.

「この作品集は、図面と写真により藤本の12の住宅を紹介しています。これらの住宅は、場所の性格が異なる都市や自然豊かな場所に建てられています。藤本は場所の特徴を敏感に捉え、室内空間と周辺環境との相互作用を生み出しています。素材を限定し、単色で研ぎすまされた空間構成は、「侘び」における倫理性や、単純性、清貧といった日本文化の美、あるいは確実なもの(= 真実で正しいこと、本物であること)への理想を表現しています。」

編集者と建築批評を書いてくれた建築家には、よく僕の建築を読み込んでくれたものだと嬉しく思っています。

上で書かれたようなことは、確かに僕の性分の中でも大事にしたい部分なのですが、現実の仕事での施主との打合せでは、そういう抽象的な理想をもとに計画を進めることはなく、現実的な予算や要望を基に設計や打合せが進んでいきます。


ただ、その現実を解決しただけでは建築家としてダメというか悲しいと思っていて、言葉で伝えることができないような気持ちや理想の部分、要は上に書かれたような内容が、ベースにしっかりと持っていなければいけないと思ってやっています。

今回の作品集でまとめてくれて、一連の仕事を通じて見ると、海外の目からでもそのことが読み取れるんだと、また、進むべき方向性が見えずらいグローバル化が進む世界の中で、日本固有の価値観がヨーロッパでも示唆を持つということで出版されたのだろうと思うと、いつも言っていることが一人よがりではなかったんだと喜んでいます。


ありがたいことに、朝日、読売、中国新聞さんに取材していただきました。
中国新聞の記事はウェブサイトでご覧頂けます。
これからも、地方都市が持っている豊かさを見つめ、
豊かな住環境のあり方をグローカルな視点で考えていきたいと思っています。

中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101210019.html

09:28, Thursday, Jan 20, 2011 ¦ 固定リンク


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