2009年 7月3日
須波の家の壁の配筋が終わり建物のシルエットが高さ方向にもはっきりしてきました。
工事中は、完成時にはない独特の美しさを見せる瞬間があるものなのですが、
壁も透けて海まで見通せる今の段階は、室内と室外両方への意識が一枚の写真に写せる貴重な瞬間です。
工事前の敷地写真と見比べると感慨深いものがあります。
元々備わっていた敷地の広がりの魅力を最大限に建物の空間性にも反映したいと思っていますが、とてもいい具合で喜んでいます。
新築することで、新しい建築空間を敷地の上につくるわけですが、全くもって別物である空間や形を挿入するやりかたでなく、敷地の魅力を最大に活かす室内空間つくりを意識しています。
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08:45, Friday, Jul 03, 2009 ¦ 固定リンク
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