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藤本寿徳

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2008年 7月21日

ふじようちえん
「暑ければ、戸を開ける」自然の風で子どもは育つ。
-ふじようちえんのルール1-

という看板が、手塚貴晴+由比さん設計の「ふじようちえん」に張り出されている。BSで放送があった手塚さんのテレビ番組の中で映っていた。

子供にクーラーを使わないポリシーの幼稚園のようだ。今の時代、よく保護者に理解されていると感心するとともに希望も感じる。この幼稚園に通わせている家庭では、自然とクーラーの話を親子や夫婦でたくさんするようになるのだと思う。

この「ふじようちえん」が受賞した日本建築学会賞の記者発表資料はいけてる。審査員建築家のどなたかの文章なのだろう。現地を体験して書かれた建築批評として、とてもいい文章だと思う。

僕も「ふじようちえん」はいい幼稚園だと思っている。けやきの樹の下で屋根を駆け回る子供達を見ていると目がほころぶ。

僕は「高機密高断熱住宅」は思想的に、瀬戸内の気候や風土の下では間違っていると思う。スペックは出せるのだろうけど、そんなことは大したことは無い。生活や建築の工夫で乗り越えたり、外部と一体となった生活空間の気持良さをもっと活用すべきだと思っている。

「ふじようちえん」はクーラーが無いからと言って、不用意に暑い建物では無い。屋根にデッキを敷いて断熱を取ったり、庇を大きく出しペアガラスとするなどパッシブな手法での工夫は盛りだくさんである。

僕が通っていた幼稚園も、ふじようちえんという名前だった。今から35年前…たしかにクーラーは無くて問題なかった。中〜高〜大学もクーラーは無い学校ばかりだった。建築的工夫はこれといって無かったが…

事務所でも今年もクーラーを使わないでいこうと思っている。
2000年に真夏日が7/10〜9/10まで63日続いた年にクーラー無しで過したのが、自分が感じる暑さのひとつの基準になっている。

(今年の冬は暖房器具を使わずに工夫できる期間はいつまでかを実験していたのですが、2月下旬からやせ我慢的になってきたので、3/1から1ヶ月.31日まで石油温風ヒーターを使った。18Lx4回の灯油利用だった。しかし、12月〜2月中旬まで暖房器具が無くとも、工夫で乗り越えられることを知ったのは大きな収穫だった。マンション内の一室という条件下での、ひとつの目安が作れた。夏も冬も僕の感覚は超人的だと思っているので、即一般化はできないと思いますが。)

16:41, Monday, Jul 21, 2008 ¦ 固定リンク


今日は猛暑日
今日は7月になって初めて猛暑日。最高気温は35.3℃

ここ15日は真夏日が続いた。7月に入ってからの降水量の合計も43.5mm,このままで7月の降水量合計の平年値=172.4mmに追いつくのかな。水不足は大丈夫だろうか?
(2000年は真夏日が7/10〜9/10まで63日連続続いた。)

福山1時間毎データ

毎日暑さ、寒さ、気持良さを感じたらパソコンでアメダス情報をテェックしています。アメダスで測定された数値と机の上の2台の温湿度計とをにらみ、データの数値と実際の体感を較べて、数値を身体に覚えさせようとしています。床壁天井の輻射熱を測定する反射温度計も日頃持ち歩いています。

15時すぎから陰ってきたし、今現在湿度53%なので、外気温33度=室内温度33℃の室内にいても暑くありません。(扇風機と自然の風で風速3m/sは確保されている)これが湿度70%を超えてくると蒸し暑く感じます。同じ温度でも湿度の違いで体感は大きく変わります。

福山のアメダス設置場所は、松永にあります。
福山特別地域気象観測所(福山市松永町2-24-11、海抜2m,風速計の高さ13.7m)ここのデータが福山のアメダスデータとなります。

過去の福山気象
を見ると、いろんなことが判り楽しめます。設計に際してデータを参考にしています。

福山の極値からピックアップ

*日最大1時間降水量 =73.3mm (1952/ 8/ 5)
*日最高気温 =38.2℃ (1942/ 7/24)
*日最低気温 =-9.2℃ (1981/ 2/27)
*日最大風速 =19.4m/s (1956/ 8/17)
*日最大瞬間風速 =35.1m/s (1991/ 9/27)
*降雪の深さ日合計 =26cm (1984/ 1/31)
14:18, Monday, Jul 21, 2008 ¦ 固定リンク


柴川敏之/41世紀の高知県立美術館
kochi












7月15日(火)より高知県立美術館で柴川さんの新プロジェクトが始まっています。
柴川さんのホームページも新たにパワーアップしています。

この夏、高知県立美術館が2000年後にタイムスリップし、「41世紀の高知県立美術館」になります。
また、室戸岬から足摺岬までの海岸線800kmにある施設(美術館、博物館、図書館、文学館、高知城、鍾乳洞、龍馬館他)にも作品を設置して様々な物とコラボレーションし、“2000年後の美術館”をニョキニョキと増殖させていきます。期間中、ワークショップやイベントも盛りだくさん。

詳しくはこちらをご覧ください(チラシ画像をクリックしてご覧ください)。
http://web.mac.com/shibaka/

■美術館のなつやすみ・スペシャル
柴川敏之|2000年後の美術館☆プロジェクト
室戸から足摺へ800km|2000年後の高知県立美術館ニョキニョキ増殖大作戦!

2008年7月15日(火)−8月31日(日)
高知県立美術館 
http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

11:38, Monday, Jul 21, 2008 ¦ 固定リンク


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