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藤本寿徳

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東京大学
久しぶりに本郷キャンパスを歩く。
東大赤門前にはこれから始まる工事をお知らせする「お知らせ看板」が五つも出ていました。建設ラッシュです。

農学部にある二つの弥生ホール。
木造建築の佇まいは農学部のイメージにあっています。
内部空間が、木造ならではの体験したことが無いくらいの気持ちよさを醸し出していればより良かったのですが、ちょっと残念でした。空気の問題、外部との関係が原因だと思います。普通に空調されたビルと同質の空気と感じました。(そういう意味では、古谷さんの自邸ZIGZAG HOUSE内部空間の気持ちよさはすごい)





安藤さんの福武ホール。こちらも内部空間が気持ちいいということはなく、ただ東大内に安藤建築のイコンが鎮座していること自体に感慨深いものを感じます。長いコンクリート壁は既存キャンパスの建物群との衝突を和らげるものとしてよく機能していると思いました。お金はかかりますが地下2階まで建物を下げ、低層でまとめたのは表参道ヒルズ同様、単純なことですがとても大事なことで、建物のデザイン以前の大事なことだと思います。控えめな大きさによりヒューマンスケールが生まれます。



これらの3つの建物は、既存のキャンパスのレンガや石を使った建物群の権威的なイメージの中にあって、そこから離れることでキャンパス内の清涼剤になっている感じを受けました。

安田講堂をはじめて見ましたが、とても権威的で写真を撮る事すら辛く感じました。


15:55, Monday, Sep 21, 2009 ¦ 固定リンク

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