|
木村家住宅(徳島県三好市(旧)東祖谷村)
重要文化財といっても個人所有で現在も使われている農家も多い。この木村家も個人所有である。木村さんの敷地内にお邪魔してご挨拶して見せていただくことになる。敷地内の大銀杏が立派、建物同様、樹齢300年らしい。ちいおりのすぐ近くにあるのだが、ちいおりも、この木村家とほぼ同じつくりだと考えてよい。120平方メートルと広い農家である。村内にあった武家屋敷を移築し農家に改築したもの。
ちょうど昨年屋根の葺き替えが終わっているので綺麗な状態が見れた。23年ぶりの葺き替え、20年に一度葺き替えるぐらいがちょうどいいらしい。岡山県の8人の職人によって5ヶ月の工期をかけ1750束の茅(1束=10kg前後)が葺かれた。
縁側にとりついているのは「前便所」。通常厠は別棟のことが多いし、家の中心でしかも南側の方位がいい縁側に便所を据えるのか不思議になる、ちいおりと四国民家村の祖谷の農家には無いかたちである。
祖谷の農家では子世帯のオモヤと親世帯のインキョとが、2棟が並んでひとつの敷地に建つ伝統がある。四国民家村でも、2棟が並んだ祖谷の民家をみることができます。この木村家では、建物向かって右側に現在のお宅が配置されています。
  
   |
10:01, Sunday, Jul 06, 2008 ¦ 固定リンク
|